【岡山東支部】岡山三支部合同研修会開催報告（H29.6.22）

　平成29年6月22日（木）午後14時00分より岡山プラザホテルにおいて、今年度第1回目
の岡山三支部合同研修会が開催されました。出席者は、東支部110名、西支部136名、
南支部65名の合計311名でした。
　1部は『不動産市場動向と中小不動産業のこれからについて』と題し、(公社)全国宅地
建物取引業協会連合会 不動産総合研究所 岡��卓也氏にお話しいただきました。
　今後人口の減少が顕著となり、空き家が増え、その対応が急がれるとのこと。しかし
現在は税制の優遇処置のため、住宅着工が増えている状況である。このように需要
と供給のバランスが崩れている中で空き家を有効利用するには、中小不動産業者は
個々の物件管理だけでなく、地域の不動産オーナーに寄り添い、人に選ばれる街づく
りを考えて協力する業者であるべきと思いました。
　2部は『改正宅建業法のポイント』と題して、(公社)全国宅地建物取引業協会連合会
事業部部長 武田陽介氏にご講義いただきました。
　主に、既存建物の取引における情報提供を充実させるためのインスペクション・瑕疵
担保保険の活用についての内容でした。
人口の減少、空き家、空き室の問題、また、年々改正が行われる宅建業法や民法に
対応できるよう、益々の自己研鑽をした業者のみが生き残れるのではと感じました。