《岡山西支部》成年部主催懇親旅行報告

西支部成年部主催による親睦旅行を25名の参加者にて、沖縄方面へ平成25年7月15日(月)〜17日(水)の二泊三日で実施しました。
 一日目は岡山空港より8時20分発、那覇空港行日本TA航空に搭乗して10時15分に到着、続けて貸切バスに移動し車中にて杉岡成年部長・狩谷支部長の挨拶を戴きました。
 バスガイドの崎原さんはNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演される程の芸達者で、様々な案内や独唱・即興芸で我々を少しも退屈させない位にもてなしてくれました。約30分後、最初の観光地、豊見城市にある琉球ガラス村に到着。ガラス細工の工程を見学しつつ早くもお土産を買い求める会員の姿も見られました。次に南城市玉城のおきなわワールドへと移動。到着早々に古来琉球文化の息吹を今に伝える「エイサー」踊りを見学し、ハブ酒や地ビール工場を横目に見ながら各自昼食を取りました。時間がある会員は園内にある地下鍾乳洞玉泉洞の荘厳な景色を楽しみました。
 次に糸満市摩文仁にある沖縄平和祈念資料館と平和の礎へ。移動車中にて崎原ガイドが地元のお婆さんに扮し戦争の悲惨さを伝える体験談を熱演され、話を聞く我々も幼子の死を伝えるその場面を想像してつい涙がこぼれてしまいました。そして沖縄の美しい空と海を間近に見るにつけ考えの及ばないような沖縄の激戦地跡である平和の礎では国籍・都道府県・地名別にずらりと並ぶ戦没者名一覧を見てその数に圧倒されると共に、資料館の展示資料や映像を見学し改めて戦争の不条理と平和な現代を生きるありがたさを噛みしめながら、この地を後にしました。同じ糸満の比嘉酒造(泡盛まさひろ)ではタイ米を原料とした琉球泡盛の歴史や作り方を教わり、試飲や買い物を行いました。
 その後、宿泊先のホテルパームロイヤル那覇へ16時30分に到着。夕食は場所を移動し、「とぅばらーま」にて沖縄郷土料理に舌鼓。乾杯・初参加会員紹介の後、席上でリクエストによる沖縄音楽の生演奏が披露され、盛り上がってきたところで歌に合わせステージで一緒に踊ったり泡盛の杯を重ねたりして、会員相互の親睦・交流が深められたと思います。
 二日目は終日フリータイム。ホテルでの朝食後、観光・ゴルフ・マリンスポーツ組または周辺を散策する会員に分かれ三々五々に出発。北は古宇利島・本部町美ら海水族館から西は慶良間諸島まで行きダイビングを楽しんだ方や、丁度参院選の最中とあって安倍総理大臣が宿泊地の近く国際通りに応援演説で来訪、それ目当ての人だかりに遭遇した方もいたようです。そして最後の沖縄の夜は想像にお任せしますが、会員一人ひとりがこの地を満喫されたことでしょう。
 三日目は午前中フリータイム。13時にホテルを出発後初日の貸切バスで40分、嘉手納町「道の駅かでな」において米軍嘉手納基地を見学。戦争は絶対反対するも基地産業に依存する沖縄県民の複雑な感情を考えてしまいます。なお、戦闘機や輸送機の写真撮影等に夢中となり出発が15分遅れとなりました。読谷村にて沖縄黒糖作りを見学、試食や買物をして、15時過ぎには最終観光地うるま市ビオスの丘へ。移動車中で崎原ガイドが沖縄空手の型を披露、その見事さに会員から拍手喝采となりました。自然散策路を通って、動植物をバックに全員で記念撮影。その後希望者は観賞舟に乗り人工湖水を遊覧、最後に珍しい沖縄の自然を堪能しました。全ての日程を終えて一路岡山へ。狩谷支部長挨拶・最後に杉岡成年部長より旅行参加の御礼と今後の成年部活動について協力のお願いがありました。
17時頃に那覇空港に到着。予定より遅れて18時30分発の岡山空港行日本TA航空で無事に20時20分到着、全員揃って現地解散となりました。
 今回の旅行では大きなトラブルもなく参加の皆様方に感謝しております。至らぬ点もあったとは思いますが、成年部では今後も会員皆様のご意見を賜りながら、今回不参加
の方も次は参加していただけるような、より良い親睦旅行を計画したいと考えています。
                             成年部 高木 照晃