【津山支部】R6.11.15(金) 第1回津山支部研修会開催報告

  
  11月15日(金)、津山鶴山ホテルにおいて開催した今年度第1回目の津山支部研修会は、
 今年2月開催した研修会に引き続き、弁護士柴田龍太郎先生にご講義いただきました。
 参加者は46社52名でした。
 
  今回は、こちらからお願いしたテーマで「重要事項説明の留意事項と具体的書き方」を、
 ご準備いただいた111ページもの分厚い研修資料から、重要な箇所を抜粋してのご講義
 でした。
 「複数の宅建業者が関与する場合に、説明義務を負うのは関与する宅建士全員であり、そ
 の場に立会が必要との判例がある。」は、基本的なことでありながら、曖昧に解釈してい
 た事をあらためて理解できました。重説の誤りで高額な損害賠償請求された判例では、
 「前の賃借人が行っていた許可を要する事業が、必ずしも新しい賃借人が許可されるとは
 限らない。」は、不動産以外の法令調査の重要性を認識しました。また、民法改正により
 以前と変わったことの注意点など、売買契約、賃貸契約と多岐にわたり充実した内容でした。
 
  出席者は、熱心にメモを取るなどして、約3時間があっという間に過ぎた有意義な研修会
 でした。