【備中支部】H30.8.31 第1回支部研修会開催報告

 平成30年8月31日 13:30より 第一回支部研修会が開かれました。

 今回の研修会のテーマは「IT重説の現状と将来 〜実演!IT重説〜」と題して、IT重説では、国交省の検討委員を務められる 涼風法律事務所 弁護士 熊谷則一先生をお招きし、サンロード吉備路で開催されました。

 IT重説は、私達、宅建業者には馴染みの深いものではありませんが、反対に顧客である借主の方から希望されることの方が多くなると思います。これからのIT時代を生き抜く業者にとっては避けて通れない課題であると言われておりました。

 研修会では、実際に小林支部長扮する宅建業者と、熊谷先生扮する借主が、パソコンの画面で双方を映し出し、テレビ会議のアプリを遣いロープレをするという、極めて実務的な研修会で大変わかりやすかったと思います。

 ロープレ以外にも当日配布されたマニュアルには、事前に気を付けなければいけない事項など、実践的なマニュアルを先生から頂き、今後、迫りくるIT社会に対応できるよう大切に保管しておきたいと思います。

 当日は、先生の到着が遅れた上、画像出力がなかなか繋がらず時間がせまり冷や冷やしましたが、ロープレは事前に支部打合せ会で行っていた為、スムーズに本番は進んだと思います。

 7月の豪雨の影響や、開催日が月末になった為か通常よりは若干参加者が少なく、44名でした。

 今回、研修会で学んだ事を、別の世界の事と思わず、国家戦略として位置づけられているIT社会に対応できるように自分の事と考え、これを機会にさらに勉強をしてお客様(借主)のニーズにこたえられるようにしていきたいと思います。

 また、今後の研修内容、講師についてご意見・ご要望がございましたら支部事務局までご連絡下さい。
ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。