【備中支部】R3.9.17 第1回支部無料相談員研修会開催報告

令和3年9月17日(金)午後、サントピア岡山総社の会議室にて講師として本部事務局より齋藤誠人主任をお招きして備中支部無料相談員第1回研修会を開催致しました。
相談員12名、資格者2名、支部長1名の合計15名の参加で一長机に一席また、長机どうしの間隔も6m以上、前後も2m以上で椅子を互い違いという超ソーシャルディスタンスを取りつつ、講師演台にも全面にアクリルパネルで飛沫の飛ばないようにとのコロナ対策に万全を期して行いました。
今回は、実際の相談事例を題材に無料相談受付票の書き方や売買契約書及び重要事項説明書、領収書、名刺のコピーを見ながらディスカッション形式での研修を行いました。特に報酬以外で関連業務としての報酬については、無全宅連と国土交通省の解釈・紹介及びその解答により、媒介契約書とは別に顧客との間に金銭発生の業務について文書による相互契約及び委託契約等で納得していただくのが重要とのことでした。
さらに無料相談で一番相談の多い賃貸での原状回復については、裁判辞令及び国土交通省が発行している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」や大阪府が活用されている貸主・借主の負担区分例を賃貸借契約書及び重要事項説明書にうまく活用する旨の説明がありました。
また、その他事項では賃貸借で現在みとめられているIT重説が売買契約にも適応されるとの事や「人の死に関する心理的瑕疵野取扱いに関するガイドライン(案)」の説明もありましたが、時間切れであまり詳細までの話が聞けなかったのが心残りでしたが、現在の様々な相談案件についての研修で有意義な2時間となりました。


【研修風景】